有限会社湖南地区資源開発センター
我が国は廃棄物の最終処分地の逼迫、ならびに資源の将来的な枯渇の可能性に直面しており、循環型社会の形成に対する企業のニーズはますます高まってきています。各リサイクル法の施行により、従来の「廃棄物」とよばれたものはリサイクルの方向に流れていくのは紛れもない事実です。こうした「廃棄物の資源化」の流れを受けて、草津市のクリーンセンターに隣接するという立地条件のもとに廃棄物資源化施設において再資源化を行い、地球によい環境作りを目指しています。
DAIGOリサイクルセンター
【基本理念】
私達は廃棄物処理業としての社会的責任を強く認識し、受け入れた廃棄物の循環資源化と環境にできるだけ影響しない形で地球にもどす技術の向上と努力を続けてまいります。
【リサイクル構想】
DAIGOリサイクルセンターは、地球環境保全とごみの減量化、リサイクル率100%を目標につくられています。排出抑制(リデュース)・再利用(リユース)・再生理容(リサイクル)の課題を踏まえ、廃棄物について安全で適正に処理することはもちろん、お客様に信頼されつづける施設づくりを使命として取り組んでまいります。処理過程のすべてに対し、厳格な処理管理とチェックシステムにより新たなリサイクル時代の橋渡しに貢献してまいります。
古紙のリサイクル
ダンボール、雑誌、新聞紙、その他古紙全般を回収し、古紙のリサイクルを行っています。新しい紙を生産するには莫大なエネルギーと水が必要となってきますが、古紙をリサイクルした場合、このエネルギーと水の消費を抑えることが出来ます。2006年度における日本の古紙回収率は72.4%、古紙利用率は60.6%であり、まだリサイクルされていない古紙があることがわかります。大五産業グループでは、ごみ分別の指導により古紙のルート回収、スポット回収などを行い、まだリサイクルされていない古紙の再利用を目指しています。
STEP1各事業場等から古紙を回収してきます。
STEP2リサイクルセンターで古紙をおろします。
STEP3べーラーという機械を使って古紙を圧縮・梱包します。
STEP4圧縮・梱包された古紙はヤードに段積みし、ストックしておきます。
STEP5一定量がストックされると、製紙工場に出荷します。
STEP6圧縮・梱包された古紙は製紙工場で、再びダンボールやノート、トイレットペーパーなどに生まれ変わります。
産業廃棄物の中間処理
産業廃棄物(廃プラスチック、紙くず、木くず、繊維くず、ゴムくず、金属くず、ガラス・コンクリート・陶磁器くずの7品目)の中間処理を行っています。センターで受け入れた廃棄物は、徹底して選別し、破砕・減容処理を行い、通常焼却や埋立されていた廃棄物を再資源化しています。
発泡スチロールのリサイクル
発泡スチロールはその原料となるポリスチレンを蒸気で約50倍に膨張させた素材で、その約98%が空気で出来ています。
減容器を使って含まれている空気を除去して固化することによって約1/100に減容します。減容処理(インゴット化)によって効率的に保管、輸送を行うことができ、再生工場にてプラスチック製品に生まれ変わります。
STEP1各店舗、事業所から発泡スチロールが排出されます。
STEP2各店舗、事業所から発泡スチロールを回収し、KRシステムズに搬入します。
STEP3汚れ、シール(溶けないもの)をとり、減容器に投入します。
STEP4溶かされた発泡スチロールは、容積が1/100の再生ブロックに生まれ変わります。
STEP5減容しているため、たくさんの再生ブロックをストックしておけます。
STEP6再生工場に運びます。
STEP7ハンガーやビデオテープなどのプラスチック製品に生まれ変わります。
- 有限会社湖南地区
資源開発センター - 〒525-0031 滋賀県草津市若竹町8番38号
TEL:077-569-3155 FAX:077-565-7016